ツピタンサスでおしゃれな空間づくり! 育て方から飾り方まで徹底解説

ツピタンサスでおしゃれな空間づくり! 育て方から飾り方まで徹底解説

こんにちは!

今回は、スタイリッシュな観葉植物として人気が高まっている「ツピタンサス」についてご紹介します。ツピタンサスは、葉の形が美しく、インテリアに取り入れると一気に部屋の雰囲気を格上げしてくれる魅力的な植物。育て方のコツや、置き場所の選び方のポイントなどを詳しくお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

1. ツピタンサスとは?

ツピタンサス(学名:Tupidanthus calyptratus)は、中国や東南アジアを原産とするアラリア科の観葉植物です。光沢のある大きな葉が特徴で、存在感がありながらもどこかエレガント。室内に飾ると、洗練された雰囲気を演出してくれます。近年はインテリアとして取り入れる方が増え、観葉植物の定番の一つとなりつつあります。



2. 育て方の基本

2-1. 光の当て方

半日陰~明るい日陰がベスト:ツピタンサスは強い直射日光が苦手なため、カーテン越しにやわらかな光が当たる場所が適しています。

•日光不足だと徒長(茎がひょろ長く伸びること)しやすいので、ある程度の明るさはキープしてあげましょう。

2-2. 水やりのポイント

土が乾いてから与える:表土が乾いたら、鉢底から水が流れ出るくらい十分にたっぷりと与えるのが基本です。

•冬場はやや控えめに:気温が下がると生育が緩やかになるので、土の湿りすぎに注意しながら水やりの回数を減らします。

2-3. 温度管理

15~25℃が適温:ツピタンサスは寒さにやや弱い傾向があるため、冬場は特に暖かい室内で管理してあげると安心です。

•10℃以下になるとダメージを受けやすいので、冷える季節は置き場所に注意しましょう。

2-4. 肥料

春~秋に緩効性肥料を月に一度程度、または液体肥料なら1~2週間に一度与えます。

•成長期にほどよく栄養を補給することで、葉のツヤや色味が一層美しくなります。


3. 植え替え・剪定のポイント

3-1. 植え替え

•2年に1回、春~初夏に行うのが理想的です。

•根が鉢の底まで回ってきたら、一回り大きな鉢に植え替えてあげましょう。

•観葉植物用の培養土を使えば、排水性と保水性のバランスが良く、育てやすくなります。


3-2. 剪定

•ツピタンサスは自然な樹形を楽しむのが人気ですが、伸びすぎたりバランスが悪くなった枝は春~夏に剪定して形を整えます。

•切り戻すことで新芽の展開も促され、株の成長が活発になります。


4. おしゃれに見せる置き場所アイデア

4-1. リビングのポイントグリーンとして

ツピタンサスは高さが出るため、ソファやテレビボードの横に置くとアクセントになります。明るい窓辺から少し離れた場所でも十分に映えますので、生活空間を邪魔しないよう適度な距離感で配置するとよいでしょう。

4-2. 玄関に飾ってお出迎え

玄関にスペースがある場合は、来客を迎えるシーンで大活躍。玄関が狭い場合は、あまり大きくなりすぎないうちに剪定して管理すると圧迫感がなくなります。縦に伸びるフォルムがスタイリッシュなので、スマートな雰囲気を演出できますよ。


4-3. カフェ風のインテリアに

最近はインダストリアルやカフェスタイルのインテリアが人気。ツピタンサスのツヤ感のある葉と、ウッド素材やアイアン素材の家具は相性抜群です。シンプルな空間に取り入れるとグッと洗練された雰囲気を楽しめます。


4-4. バルコニーやテラスでリゾート感UP

春から秋は、屋外で日差しを少し和らげた状態(半日陰)に置くと、より元気に育ちます。テラスやバルコニーにゆったりと配置すれば、リゾートのようなリラックス空間に。夏の蒸し暑い日差しには直射を避け、遮光ネットなどで工夫してください。


5. ツピタンサスをもっと楽しむコツ

1.おしゃれな鉢カバーで統一感

ツピタンサスのフォルムが映えるよう、シンプルなデザインの鉢カバーがおすすめ。インテリアのテイストに合わせたマットホワイトやグレー、コンクリート調などの鉢カバーを選ぶと、より洗練された空間に。

2.定期的な葉のホコリ拭き

ツピタンサスは大きな葉が魅力ですが、ホコリがたまりやすいのがデメリット。柔らかい布やキッチンペーパーなどで葉を拭いてあげると、艶感がアップして見た目もきれいになります。


3.成長具合を楽しむ

ツピタンサスは比較的ゆっくりめに成長します。毎日少しずつ変化を感じられるのも観葉植物ならではの楽しみ。新しい葉が出てきたり、枝が伸びていく様子を観察してみてください。

花言葉は【幸運】

1.葉の形・艶やかな印象

ツピタンサスの大きく光沢のある葉は、“良い気”を集めると考えられがちです。そのため、「金運」や「幸福」、「繁栄」などを象徴するイメージと結びつきやすく、「幸運」という言葉で表現されることがあります。

2.生命力・成長力からくるポジティブな印象

温度管理や水やりにさえ気をつければ比較的育てやすく、グングンと枝葉を伸ばしてくれるため、「成長=未来への希望」や「運気の上昇」などといった意味合いを帯びやすいのも理由の一つと考えられます。

3.風水との関連

丸みを帯びた大きな葉を持つ植物は、風水で「気(エネルギー)」を良好に循環させるとされます。特にツピタンサスは、明るい日差しのもとで張りのある葉を維持すると、金運や健康運のシンボルと見る向きもあり、こうした“幸運”を招くイメージが生まれやすいと言えます。

※店頭販売価格:4300円(税込)


まとめ

ツピタンサスは、シンプルな部屋からカフェ風インテリアまで、さまざまなテイストの空間によく合う観葉植物です。大きめの葉がスタイリッシュな存在感を放ちつつも、お世話はそこまで難しくありません。

この機会に、ぜひツピタンサスを取り入れてみてはいかがでしょうか。育て方のコツを押さえて、清潔感と落ち着きを兼ね備えたおしゃれなお部屋づくりを楽しんでくださいね。